院長挨拶
いそむらファミリークリニックは、おかげさまで2019年10月1日に開業14周年を迎えることとなりました。一つの節目ともいえるこの日を迎えることができましたのも、ひとえに皆様方のご支援、ご厚情による賜物と深く感謝いたしております。
これまでの14年を振り返り、またこれからの10年を考え、もう一度私達の基本的な理念を確認しました。
私達は全員でこの理念を共有し、自分のものとして受け止め、常に念頭において行動します。
基本理念
私たちは最良の医療を提供できるように、日々努力します。
地域全体の診療レベル向上のために当クリニックにできることがあれば、協力することを惜しみません。
このクリニックで良かった、この医師にまた会いたい、このスタッフにまた会いたいと感じてもらえるような環境づくりを目指します。同時にこの同僚と一緒に働けて良かったと思えるような組織づくりを目指します。
共通意識
私達は常にコスト意識を持ち、無駄・ムラをなくし、どうすれば業務がより効率的になるか、常に問題点を探し改善します。
問題点を発見し、それに対する改善策を考えることが「考える力」を磨く最良の訓練であると考えます。問題を発見するのに大切なのは分析力ではなく洞察力です。
問題点を発見したら、徹底的に解決を考えます。ヒューマンエラーを極力減らすようにコンピュータ・システム技術で解決できないかどうかを検証し、導入を試みます。私達は考えることをあきらめず、「前向き」に考えることを心がけます。
チームワーク
この積み重ねが、チームとしての成長の糧であると考えます。
私たちは、常に仲間とコミュニケーションをとることを重視します。
必要な情報はすぐに共有することを心がけ、問題があったときなどは、必ずその日の内に報告・連絡をします。
起こしたミス・トラブルに対しては直ちにその原因を検証し、問題を共有し、二度と繰り返さないようにマニュアル化します。
日々の経験を未来に必ず活かせるようにしたいと考えています。
コミュニケーション
一人で考えずに、どんなことでも周りの仲間に相談するように心掛けます。
私達はチーム内でお互いをサポートすることを心がけます。
また相手のフォローに対しては、常に感謝の気持ちを忘れません。
独りよがりにならないよう,常に周囲の声に謙虚に耳を傾け、自分の立場から考えるだけではなく、つねに相手の立場に立って考える習慣を身につけるよう心掛けます。
思い込みが激しいときに、間違いがおこりやすいと考えます。
軽い考えや行動は、信頼をなくすことになるので十分注意します。
学習、準備
検査、処置、治療については、当然ですが、事前に調査、研究、準備を十分にしてから実践します。
対話
私達は、患者さんがリラックスでき,対等な立場で話ができる雰囲気つくりを心掛けます。
「開かれた質問」をするように心掛け、相手の話を真剣に聞く努力をします。病気だけを診るのではなく、患者さん自体に興味を持ち注意深く接し、悩み・不安を察してあげられるように努めます。
治療の場に安堵感を持つことができ、問題を聞き届けてくれる相手として認められるよう心がけます。
抱えている問題について十分話し合い、共同作業として治療戦略をたてる基礎を一緒に作りたいと考えています。
そのために私達は否定的な口癖をしないよう注意し、相談しやすい環境を作ることを心掛けます。
人が見ていないからといって、手をぬいたり、ごまかしたりしません。
また私達に誤りがあったときには、自分の非を認めて、素直に謝ります。
治療計画
できるだけ早く検査・治療の計画をたて、患者さんが自分の家族であると想定して治療方針を決定していきます。
健全な経営
これらの理念を実現し継続していくため、健全な病院経営を行っていく所存です。
今日まで、ありがとうございました。
今日からも、ずっと、ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願い申し上げます。
2019年10月1日
医療法人いそむらファミリーアソシエイツ
いそむらファミリークリニック
理事長・院長 磯村 幸範